ネットワークで支える嚥下障害改善のための口腔ケア
在宅や施設でのチームアプローチのヒント
高齢社会が到来し、病気や口腔機能低下により口から食べることが困難な嚥下障害の方がますます増えています。嚥下障害者をサポートし改善に導くには、地域ぐるみで多職種が協力しながら関わるチームアプローチが必要であるといわれています。本書は、和歌山県下でチームを組み嚥下障害改善に取り組む歯科医師、耳鼻咽喉科医師、理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士の5人が、各々の専門の立場から語ったお話をまとめたものです。在宅や施設でチームアプローチに取り組む際の指針と、成功へのヒントを与えてくれます。
商品仕様
- 著者/編集/訳/監修
- 編者:藤原修志、藤原啓次、北出貴則、関口恵利、吉村幸代
- 版型
- A5判/160ページ
- 発行元
- 株式会社オーラルケア
- 発行年月
- 2006/9/20
- ISBN
- ISBN4-925102-20-6
内容
■気道感染を予防するための口腔ケア法
■咽頭ケアと摂食の工夫
■安全に経口摂取できる姿勢とは
■誤嚥を防止する基礎訓練と嚥下体操
■嚥下障害者のための食品と食形態
■症例別ネットワークの実践
■摂食・嚥下障害をサポートしていくために